豊かな倍音成分を持ち、あたかも歌っているかのようなサウンドが特長のD Activator™ブリッジ・モデル。
ブリッジ・モデル、ネック・モデルともにアクティブ・ピックアップにありがちな"無個性でコシの無い音"を忌避したサウンド・デザインを心がけ作りました。
このブリッジ・モデルは、ネック・モデルよりも約25%、ラウドに設計しています。開発当初からセットでの使用を想定し、ネック&ブリッジモデルを一対にして搭載することで音量バランスが最適となるように設計しています。この場合、一般的なアクティブ・ピックアップにありがちな、フロントからリアに切り替えた際の聴感上の音量の極端な落ち込みを回避することが出来るでしょう。
なお、バッテリーは必要としません。
D ACTIVATOR™ BRIDGE [DP220]
人気のあるブリッジ用アクティブ・ピックアップについて興味深いのは、それらは信じられないほどの大音量を備えているわけではない、ということです。
その代わりにそれらは強力で集中的な、アンプをとてもハードにヒットするアタックを持っているので、実際のスペックに想定されるよりもパワフルに"感じさせて"くれるのです。
これこそが、D Activator™ブリッジ・ピックアップで捉える必要があった最も重要な特性です。同時に我々は、アクティブ・ピックアップがハードに演奏されたときに発生する可能性のあるリミッターの効果は回避したい、と考えました。
こうして出来上がった私たちのピックアップは、多くのヘッドルームを備えたパッシブ・モデルであり、ピッキング・アタックの変化に迅速かつ正確に対応します。
ハードなピッキングの際もその信号をフラットにはせず、ソフトなピッキング時やボリューム・コントロールを下げていく場合、サウンドは自然にクリーンアップされるでしょう。
すべてのパッシブ・ピックアップと同様に、D Activator™には最小値250Kohmsでのコントロールが必要です。標準値として推奨するのは500Kohmで、配線ケーブルが長い場合は1MΩのトーン・コントロールをお奨めします。